10th April 2019

キューティ・ブロンド

2019/02/11~28@シアタークリエ

初演の時はまだミュージカルに全く馴染みがなくて、たまたまTVで特集されてたのを見かけて軽い気持ちでプレガで検索してみたらもちろんチケットが全くありませんでしたよね。

という訳で待ちに待った再演でした!楽しかった~~!!めっちゃハッピーで痛快だった!!
特に二幕がすごく好きでひたすら二幕を見続けていたいなーって思ったくらい。エルもエメットも可愛いすぎた…。
あんまり映画を観ないタイプなので映画は元なのは知っていたけど未見のまま1回目を観に行って、そのあと映画を見てから2回目行ったらミュージカルでちょっと唐突だなぁって思っていた所の補完が出来て良かったなあ。
でも映画を先に見ててもエメットとくっつくの唐突じゃない!?ってなってた気がしないでもない。ミュージカル版はヴィヴィアンと和解?というか仲良くなる過程が薄いからちょっとそこが唐突だなぁと。映画版のヴィヴィアンと仲良くなる過程可愛いかったからもう1アクションくらい欲しかった~~。
その分エメットとの過程を丁寧にしたのかなとも思いましたけど。

ただなんか時代設定が若干適当な感じになってたのだけは微妙だったかな…。iBookのスケルトンを使いながら携帯はスマホってちぐはぐ感すごくないですかw スケルトンのMacが流行った時代を通ってきたから違和感がすごい。
あとスマホ出てきちゃうと一気にすごく最近の話感が出ちゃうから、古臭い価値観で話が進んだり、キャラハン教授にセクハラされた所も今のご時世ならそれだけで大手を振ってぶっ叩けちゃうじゃんって思ってしまうw
まあ楽しいから細かいところは良いんだよ!感もなくはないんだけど。

まあそれはさておきとしても、エメットめっちゃいい男でしたね…。開演前のアナウンスから良い人オーラ凄かった。平方さんの声が嫌味を全く感じない声だから役もハマってすごく素敵だったな~~!
エメットとエルだけ少女漫画みたいな進展の仕方だったのもめちゃくちゃ可愛いかったし!周りに反して二人だけ徐々に絆を深めていく感じがすごく良かったなぁ。
スーツ買いに行く辺りとかの友達以上恋人未満みたいな距離感もめちゃくちゃ可愛かった。
エルがセクハラされてもうやめて帰る!ってなった時だけエメットが行かないで!って歌う所が一番好き!
エルがワーナーを追っかけてきたのを知ってるから、だんだんとエルに惹かれてる感がひしひしと出ているのにエルの気持ちを最優先にして行動してるフシがあって、裁判終わったあとエルがワーナーを振る直前まで”気が向いたらまたあとで”とか言うエメットが(あのシーンもすごく好き!)、自分のエルへの気持ちを正直に吐き出すのあそこだけですよね?
かなり前の方の席で見れた回があって、可愛いやり取りを間近で見れた日は幸せだったなあ~~。
エメットへのプロポーズがエルからなのもめちゃくちゃ可愛いし、あのシーンでエルの完全勝利感が底上げされまくりでハッピーな気分で満たされまくるのも最高だなって思ってます。

役者の目当てとしてはワーナー役のたっくんだったんですが、いや~~めちゃくちゃスタイル良かったな…知ってるけど足なっが!!!!!って今回はいつも以上に思ったw
跪くところ凄かったし、スタイルの良さをコミカルな動きに変えてしまうのも凄かったな~~。
あとワーナー悪役ポジだけどたっくんの人柄ゆえかあんまり悪そうに見えなかったのも良かったなあ。パンフかなんかのインタビューであったワーナーは悪役ポジションではあるけどワーナーはワーナーなりにエルのことを好きだった、みたいな話がとても納得出来るワーナーだったなあって!

そういえば男子会トークショーの日に、男らしさを維持するためにしていることは?みたいな質問でたっくんがジムに通ってるって答えたら平方さんがえっいつ!?聞いてない!みたいなことを言ってたと思うんだけど、何この微笑ましい会話って思って聞いてたら近くの席の方が「彼女かよ…」ってぽそっと呟いててめちゃくちゃ笑いを堪えるのに必死だったことを記載しておきますw

あとはめちゃくちゃ個人的な話なんだけど今回音響の方向性が全然合わなかったのはちょっと残念だった。まあライブ用のイヤープラグ付けたら全く問題なかったんですけど他のシアタークリエの演目では普通だったのになあという感じ。

また次に上演が合ったら次も絶対に行きたい!本当に最高に楽しかった~~~~!!